耳鼻咽喉科 アレルギー科
ご挨拶
私たちは、患者さんに寄り添いながら、親切で丁寧な治療を心がけています。
初めまして、天草市のとりや耳鼻科です。
地域の皆様に信頼していただける医療を目指しています。
アレルギー性鼻炎や花粉症など、アレルギー関連の疾患に特に力を入れ、
親切で丁寧な治療を提供しております。
お体のことで心配なことがございましたら、
些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は、くしゃみや透明で水のような鼻水、鼻づまりなどの鼻炎症状が、アレルギー反応によって発作的に引き起こされる疾患です。
かぜ症状ではない「くしゃみ・鼻みず・鼻づまり」や花粉症など各種アレルギー疾患の診断・治療をいたします。まずはお気軽にご相談ください。
通年性アレルギー性鼻炎は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が一年中現れます。日本人の4人に1人がこの疾患に悩まされています。原因としては、ダニ、カビ、ペットの毛などのアレルゲンが知られています。
通年性アレルギー性鼻炎
季節性アレルギー性鼻炎は、特定の季節に現れる疾患で、ほとんどが花粉症です。発症時期は、原因となる植物の開花時期と一致しています。花粉症の主な原因となる植物には、スギ、ヒノキ、ブタクサなどが知られています。
季節性アレルギー性鼻炎
花粉症
アレルギー性鼻炎は、くしゃみや透明で水のような鼻水、鼻づまりなどの鼻炎症状が、アレルギー反応によって発作的に引き起こされる疾患です。
かぜ症状ではない「くしゃみ・鼻みず・鼻づまり」や花粉症など各種アレルギー疾患の診断・治療をいたします。まずはお気軽にご相談ください。
症状が重いとき
日常生活に支障をきたすほどの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。受診する科は症状によって適切なものを選びます。例えば、くしゃみや鼻水がひどい場合は耳鼻科、目のかゆみや目やにが気になる場合は眼科を受診しましょう。複数の症状がある場合は、アレルギー科も考えられます。花粉症でも、アレルゲンとなる植物は個人によって異なります。病院でアレルギー検査を受け、自身の花粉症のタイプを確認することも重要です。
花粉症を発症する原因
花粉症の体質を持つ人々では、花粉が体内に侵入すると、免疫細胞が異物として反応し、花粉に対するIgE抗体が生成されます。
これらの抗体は肥満細胞に結合し、次回の花粉の侵入に備えます。花粉が再び侵入すると、IgE抗体と結合し、肥満細胞からヒスタミンなどの生理活性物質が放出されます。その結果、くしゃみや鼻水などの症状が発生します。
花粉症の原因となる植物
主に以下の植物が挙げられます。
・スギ(2月~4月)・ヒノキ(3月~4月)・シラカンバ(4月~6月)・ハンノキ(1月~4月)・クリ(5月~7月)・コナラ(4月~5月)・ウメ(2月~3月)・ヨモギ(9月~10月)・ブタクサ(8月~10月)・カモガヤ(5月~6月)・オオアワガエリ(6月~8月)・ススキ(9月~10月)
その他 植物
花粉症の治療
対症療法
●薬物療法
まずは症状に適した薬を使用することが重要です。さまざまな薬が開発されていますが、副作用に注意しながら、医師とよく相談して適切な薬を見つけましょう。眠気やのどの渇きなどの副作用が生じることもあります。
治療を花粉が飛び始める少し前から始めると、症状が軽くなり、薬の効果も高めることができます。毎年症状に悩んでいる方は、花粉飛散前に受診することをお勧めします。花粉症の症状を抑えるために使用される薬は、主に以下の4種類です。
根治療法
●減感作療法(アレルゲン免疫療法)
近年、減感作療法(アレルゲン免疫療法)が広まっています。これは、少量の花粉エキスを少しずつ投与し、体が花粉に反応しないようにする治療法です。以前は注射による治療が一般的でしたが、最近ではスギ花粉症の場合には「舌下免疫療法」も行われています。
ただし、この治療法は効果が出るまでに数年かかるため、次の花粉症シーズンに向けて計画的に行う必要があります。
花粉症の予防
アレルゲンへの接触を減らす
花粉症の発症を予防するためには、アレルゲンとの接触を減らすことが重要です。花粉の飛散期には、マスクやメガネを着用して花粉の侵入を防ぎます。帰宅後は表面がつるっとしたコートなどを選び、部屋に入る前に花粉を払い、すぐに洗顔やうがいをすることも効果的です。また、静電気を防ぐために、衣服には静電気を防止する柔軟剤を使用しましょう。
予防効果が期待される食べ物・飲み物
以下の食材を取るとよいとされていますが、まずはバランスの取れた食生活を心がけましょう。
● 発酵食品(ヨーグルト・納豆 その他)
● 野菜(れんこん・トマト その他)
● 甜茶(バラ科のテンヨウケンコウシに含まれるGODポリフェノールが有効
抗生剤について
「鼻水、咳はかぜです。かぜはウイルスが原因です。抗生剤はウイルスには効かないので、かぜに抗生剤は必要ないです。」このようなことをいわれませんか?
鼻水、咳といっても色々です。鼻水も水鼻、青鼻、粘っこい、咳もからぜき、痰がらみの咳などです。青鼻、粘っこい鼻水、痰がらみは細菌感染が原因のことが多く、その場合は抗生剤が効きます。ウイルス感染後に細菌感染を起こすことも多く早めに抗生剤を服用することで細菌感染を予防できるという報告もあります。最初は水鼻だったけど後から青鼻になったということがありますが、これがウイルス感染後の細菌感染です。また、のどの痛みは急性扁桃炎、急性咽頭炎であることが多く、その場合も細菌感染が原因で抗生剤を服用しないとひどくなることがあります。抗生剤を服用することで一番心配なのは抗生剤が効かない薬剤耐性菌がでてくるかもしれないということです。薬剤耐性菌を誘導しやすいのは第3世代セフェムといわれる抗生剤です。当院では、最初から第3世代セフェムを処方することはありません。耐性菌を最も誘導しにくいペニシリン系の抗生剤を第一に処方しています。かぜと言われて抗生剤以外の薬を服用して改善しないときはなるべく早めに抗生剤を服用しましょう。
診療時間
幅広い年齢層の方々に診療を提供しています。